秋田漣50周年記念コンサート

書いたら寝るよ。

 

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秋田漣さんのコンサートに行ってきました。

 

想い深かったのは、終盤。

津軽のことばでシャンソンを歌うなんて、世界では誰もいないだろう」

「みんなが、みんな、全員が、標準語になってしまったら.....それは...」

「つまんない!と、思うから」

「ことばを守っていかなくちゃいけない。」

 

私たちが産まれ育った「ふるさとのことば」は、無くなっちゃ、いけない。

 

そんなふうに話してくださった秋田さん。

会場からはたくさんの拍手がわいた。

 

 

あぁ。

ちょっと、これは、良かったな。

あの部屋に行く為の勇気にしようっと。

 

 

いただいたもの、いつか渡すときまでに。

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私には、ずっと、「この先」が待ってくれている。


Yの字をした場所。

 

そこにいつも立っている気配がします。


得たものを喪いたくない気持ち。

まだ見ぬものを追い求める気持ち。

勝負がつかずに、

あっけなく過ぎる日もあります。


Yの字をした分かれ道。
弱気な私です。

 

今を、明日を、明後日を、1日ずつ、懸命に生きることで、ひと粒ずつ種を集め、いつか渡すべき日のために、備えようと思います。

 
私は明日、どこへ往くのかな。

私は来年、なにを歌うのかしら。


私は、いつか死ぬ時も、

この痛ましさ、愛と、情を、

声に乗せているだろうか。


そのとき、私のそばに、

あなたが居てくれるかは...

 

 

そうだったら、いいんだろうけど。

人生って、わからないものね。

と、可愛らしくマダム達が微笑む。

 

まだ違いの分からない茶葉の香り。

目が眩むほどの想い出話をした。

 

彼女達からしたら、うんと若い、私。

 

女盛りの命を燃やして、

あすも、ただ、ただ、

目の前の人と話すのよ。

私を選んで、あの部屋に来る人達と。

 

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一瞬ずつこの身に降り注ぐ”音楽の種”たち。

 

めぐりあいは、すべて、導き。


忘れないで。

”ここ”に、宿すわ。

 

おやすみ。

もし、私があなたの夢に出たら、

白い花を一輪だけ買ってきて、

そばに置いてほしい。

 

ささやかな、わがままよ。

可愛いと笑って、あなた。

 

土曜日が終わる。

歌のためにあった一日だった。

祝福をありがとう。

素晴らしい役割を、ありがとう。

 

また明日。

2017年 記録たちを

2017.07.12 03:30

materials
夜が輝く。
世界を変える。

ままならぬ日々を、上質な酒と、素晴らしい友、愛する音楽、安らげる相手に、委ねる。

ささやかに救われつつ、明日も生きる。

そんな世界を音楽にしていきたい。

また会いましょうね。

 

2017.08.12 03:26

考えても、わからないことは
悩むのを休みましょう。
それはきっと、巡りが訪れたとき、
自然に...拓かれるでしょうから。

待ちましょう。

その日を。

じっ、と。

 

2017.09.12 01:45
Love letter
貴方と出逢う人生を選べた。

私は、幸せ。

 

2017.09.12 02:05

___

I am glad I was born in this voice.
I love my singing voice.
This voice shines my life. This voice invites me to an unknown world. This voice seduces you. It melts you. It melts you.

 

2017.09.12 01:38
未着手の未来
明日、石巻で歌うんです。

石巻というのは、日本の東北地方、
宮城県にある海沿いの街で。

私が、随分前、

棄てるように。
逃げるように。

飛び出した場所でした。

ずっと嫌いでした。

あの街が、大嫌いでした。

私を不登校児にし、

横路に逸れたまま、

誰からも分かられることなく、

意思の疎通も儘ならない、

あの場所が、この世で最も嫌いでした。

 

それでも、

明日、

そこで、私は歌います。

 

何もかも違う景色と、

少し、老けた家族、知人、友人と、

あの頃、感じることの出来なかったもの。

あの時、気付くことが出来なかったものを、

抱えながら。見つめながら。


傷付け、傷付いた街に、帰ります。

良い歌が風に乗り、誰かに染み込むように。

願って。

 

 

flower

久しぶりにお会いした方より、「バレンタインだから」と、お花をいただきました。

やわらかなフィルムに包まれた、
桃色に薄づいたスイートピー

「優しくて美しい」という花言葉だそうだ。

とても良い香り。
麝香の香りに似ているらしい。

なるほど、私は、麝香が好きなのかもしれない。

花を贈る文化のある人が好きです。
異性でも、同性でも、関係なく、好きです。

とある人は花束を私に贈った際、「美しいものをいくつ手にしたかによって、君は磨かれてゆくんだ」と目を細めた。
私が美しいかどうかはさて置き、自分の贈った花で私を美しくしようという、そういう発想が、興味深く、愛らしいと思った。

また、ある人は、「似合うと思ったのよ」と、爛漫の桃色をありったけリボンがけした大きな花束を、愛と笑顔と共に、贈ってくれた。
「あなたはいつも元気で、笑顔で、可愛らしいから」と。

ある人は、一輪だけの薔薇を毎年くれる。
「咲き誇る君へ」と。

感謝の気持ち、お礼の言葉、
愛情、友情、口説き文句。

どれに乗せた花も、香りも、

みな、私に潤いをくれる。

あぁ。
嬉しい。

花、大好きです。

それを選んでくれる、あなたも、大好きよ。


ありがとう。

見えるところに飾っています。

枯れてしまうとしても、嬉しい気持ちは永遠。

 

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花。

 

嬉しい。

 

貴金属の価値が分からない上に、

アレルギーだから。

 

ネックレスや、指輪を頂戴するよりも、

花束が嬉しい。

 

「綺麗だったから、

君に見せたかったんだ」と、

海で拾った貝殻をもらうのも。

 

嬉しい。

 

野原に咲いている花なら、

摘まないで。

 


一緒に見たいから、連れて行ってね。

 

東北学院大学泉キャンパス

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Tomizawa Erizaです。

東北学院大学泉キャンパスに行ってきました。

大学という場所に足を踏み入れるのは、自分の母校を入れたら、5つ目。

東北大学」、「上智大学」、「石巻専修大学」、そして、「東北学院大学」。

人の家って、ちょっと、わくわくしちゃうよね。

どきどき。

それと同じ気持ちで、敷地内を歩いてきました。

迷子になりながらも、わくわく。

どきどき。

 

そして、どうして私がここに来たのかというと、

 

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こちらを観るためでした。

 

東北学院大学 教養学部 言語文化学科 俳優修業ゼミの卒業公演です。

(下館ゼミさんについてはこちらをご覧ください。)

下館和巳 俳優修行ゼミ - ホーム | フェイスブック

 

自分が大学生だった時、

そんなところがあるなんて…

恥ずかしながら、全く知りませんでした。

なんにも、知りませんでした。

 

学ぶだけなく。

考えるだけでなく。

自分たちで、実際に、創り出す。

想い馳せる世界を、生み出してみる。

そして、そこに生きてみる。

そこで、生きてゆく。

 

なんて、なんて、心が躍るのか!

 

そんなわけで足を運びました、下館ゼミ。

感想として、まず初めに浮かぶのは、「行ってよかった」。

そして「たしかに彼らは今日生きていた」。

ミスや淀みもあった。

たくさん。

でも、なんだろう。

後悔している人はいないように思えた。

時間がたてば浮かぶのかもしれないけど…。

ほんとうのことは、わからないけど。

みなさんが魂を遣っていたから。

「そうあるように」生きた時間だったから。

舞台は当然ながら、そりゃ、

「つくりもの」なんだけどさ。

なんか、ドキュメンタリーみたいで。

今日の90分は、「嘘」じゃなかった。

そんな公演でした。

 

私は、言い方、伝え方、そのほかにも、

さまざまな「声」に関する悩み相談に対して、

改善策を提案したり、新しいアイデアを生んだり、

その人とともに実験・研究を繰り返したりする、

そんな役割をいただいている人生の途中だから、

"そういう目"で舞台を見始めると、

いろんな考えが、ぽこぽこ、湧いてくる。

 

けれど、

誰かに頼まれた案件でもないのだから、

ただひたすら、ただのひとりの観客として、

迷わずに、疑わずに、

「楽しんで観た」。

 

 

 

うん。

そうなんだ。

楽しかった。

快感だった。

今日、この世界に居られてよかったと思った。

 

 

前髪を払うこともせず、その隙間から見える眼にさまざまな色を宿していたロミオ。

可憐と無謀が両立した絶妙なバランスの美しいジュリエット。

友人達への想いが表情や動きからよく伝わってくるベンヴォーリオ。

登場から退場まで惹き付けて離さない獣の表現者マキューシオ。

捻じ曲がった運命が無ければ穏やかでいられたような傷の見えるティボルト。

数々の気苦労にも背中を伸ばして気高くあらんとする夫人。

コミカルな音声遣いで飽きさせない乳母。

そして同じ人とは思えぬほどに、全く違う音域と筋肉の動き、それを操る大公。

神父は!...ハマり役だった。

演劇はこれがいい。

モンタギューとバルサザーは、対極な役柄をよくやりきった。

バルサザーは素に近いんだろうか(笑)

パリスは張った声が凛としていて良かった。

また役者が知性のあるパリスによく似合っていた。

キャピュレット卿は実物より大きく見えた。怒り心頭の演技が上手かった。

郵便屋さんも、召使いも、彼らも確かに、そうあった。

 

 

みんな、そうあった。

 

舞台を観てから、しばらく構内を歩いて思った。

大学生。

何を選択してゆくかで、いろいろ変わるなぁ。

大学生。

自由なんだけど、その自由をどんなふうに遣うのか、問われている。

無駄にするのは簡単だ。

何もしなければ、そうなる。

 

今日、袖振り合った人たちは、美しかった。

みんなで何かをするって、尊いなって、改めて感じた。

素敵な選択をしたんだなと思った。

そういう人生の一幕を過ごさせてあげられるって、これまた、すごいなと感じた。

自分の乏しい語彙力では、言い表せそうにない。

尊敬、だ。

大学って、いいところだ。

今からまた、何かしらで関わりたくなった。

 

 

キャストの皆さん。

スタッフの皆さん。ご関係者の皆さま。

明日の2公演も、あるがままに、生きてくださいね。

すてきでしたよ。

事故や大きなトラブルが起きませんように祈っています。

 

ときめきを、ありがとう。

 

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P.S.

ゼミ代表で趣味仲間のさくちゃんこと、櫻井翔太君のBGM、CD販売しないかな?(笑)

欲しいぜ!

わたしがきめたことだから

自分で守らなければ、。

 

 

2019年は、ブログを書きます。

Tomizawa Erizaです。

・臆病者です。

・輪の中に居られません。

・狭い部屋が好きです。

臨機応変、がモットーでした。

・すしがすきです。

・昭和生まれのおうし座です。

・日本語を美しく話すための秘訣を研究する人です。

・「自分らしく歌いたい」という悩みに対応する人です。

・研究する人です。

・学園モノでいうところの「保健室」担当キャラクターです。

 

よろしくお願いいたします。