あら浜のはらこめし

最近、お仕事のご挨拶まわりで、県内のさまざまな場所に顔を出している。

昨日は亘理へ行ってきた。

時折、雲が広がる空を眺めながら、のんびり午前中を亘理で過ごした。

 

で。

12月上旬に亘理に来たじゃない?

ならば、

それはもう、

絶対に、

 

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コレを食べねばならないワケよ。

 

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見てよ。

この艶。

ピカピカのツヤツヤ。

 

この、ちょっと粘りのあるはらこが好きなんだ。

700円ほどプラスすると、はらこは大盛りに出来るらしい。

来季は絶対にそうすると決めた(・ω・)

 

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美味しい。

ふっくらした鮭の身を奥歯で噛むと、

口の中と、鼻腔いっぱいに、よい香りが充ちる。

鮭って優秀だよ。

褒め讃えたい。

 

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柔らかめに炊かれたご飯。

出汁と鮭の旨味がしみてた。

塩っぱくなくて、いい。

さながら気分は井之頭五郎

うおォン

 

あっという間に完食。

満足(˘᎑˘)

 

「季節のものを身体に入れる」

2019年、結構、これを意識していた。

今日も美味しいごはんを食べたなぁ。

来たる年の瀬、このまま元気に走り回りたいのだ。

 

来週からはまた美術博物館主催の演奏会に参加する。

クリスマスソングの選曲が終わらなくて、実はちょっと焦っている。

しゃべり、歌い、考え、愛し、学ぶ、私の暮らし。

ついつい背伸びをしてしまう時がある。

美味しいごはんで「今此処にあるもの」をただ見詰めたい。

 

手を合わせる。

あら浜さん。

ごちそうさまでした。

 

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✼旬の魚・鮨の店「あら浜」亘理店

http://www.arahama.jp/sp/

五季飯 (12月上旬までははらこ飯)

※確か1800円くらいだったはず。

錦鯉

だいたい月初はひとりで出かけている。

今日は愛子。

雨降る午後、庭でアイスクリームとチャイを入れる。

 

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ピスタチオと白いチョコミント


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魔女は紅茶とアイスクリームを愛すると、昔好きだった作品が笑う。

魔女か。

オカルトの類はよく分からないんだよな。

ただ、確かに私の在り方は、近いかもしれないね。

そういう人が好きだしね。

もしかしたら、もしかしてかもね。


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マスターの店にも行った。

別にやさしいわけではない。

特段、丁重なわけでも。


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大丈夫。

怨むのは当たり前の事で、押し黙らせるのも自衛だろう。悩むことは無いと決められるなら考えを止めて、思えぬなら考え続けたらいい。水を見て夜を止める。毒を食らわば皿まで。国すら喰もう。私の場合も、君の場合も、我々が狙うものはおそらく大差がないだろう。足跡を残してゆく者が甘いのだ。

わたし、ひとりたび ~秋保篇~

7月2日は24時間お休みの日でした。

なーんの義務も責務もない、

ってことはないんだけれど、

なーんの用事も入らなかった。

たまたま。

偶然。

そんな日。

だったので、「誰も誘わずにひとりで行動する」を実行してみました。

 

まずは、朝兼昼ごはん。

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秋保草庵さん。

今日は二八。(¥750)

野菜天ぷらつき。(¥400)

 

ごちそうさまのあとは、秋保大滝へ。

自分の整理はいつもここでしている。

今日は人間の「好き嫌い」はどちらを語るのも大切だな、っていう話をずっと考えていた。

 

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誰もいなかったから、

しばらく眺めていたら、ふと茶店が気になり。


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注文。


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ライムクリームソーダ...らしい。

ものすごくライム。

夏らしい飲み物。


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気に入って、のんびりしていたら、

「どちらからきたの?」と...

 

気さくで質問上手なおじさまと、

暫し、他愛ないお話をした。

 

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夏の香り、木漏れ日、

鳥の鳴き声。


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「エリザさんの笑顔が好き」と

言われたことが頭に浮かんだから、

ポストカード(¥100)を買ってきた。

 

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おみくじは、4つ引いた。

「大吉」「中吉」「末吉」「吉」が出た。

フルコンボだドン。

 

気の持ちよう、向かわせようだ。

自分で決める事なんだな、きっと。

 

少しだけ笑った。

 

 

そこからしばらく走って、


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いちばんの目的地「日帰り温泉」に着いた。

 

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実は、この歳になるまで、

ひとりで温泉に来たことがなかった。

 

ドキドキした。


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500円で浴衣が借りられた。

館内では私しか着ていなかったが、

遠慮せず、楽しんだ方がいいと思って、着た。

 

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のんびりしようと思って、

ここまで来たのだから。

 

ほとんど露天風呂に居た。

 

お客さんは最初、私以外にほとんど居らず....

最終的には貸し切りになった。

 

ゆっくりしすぎるほど、

ゆっくりしてきた。

 

ちょっと歌ってしまった。

ごめんね。


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やさしい受付のマダムに見送られ、

2時間半ほどで、温泉を出た。

 

満足。

玄関にあった色とりどりの折り鶴が

綺麗でした。

 

 

帰り道。


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どうしても欲しいものがあって、寄り道。

 

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それは、


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じゃーん。

 

 

 

そして、


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じゃじゃーん。

 

 

 

ふたつ並べて、


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じゃじゃじゃじゃーん。

 

 

 

 

牡牛座だから、牛グッズが大好きなのだ。

買ってしまった。

 

 

満足。

 

 

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うん。

やっぱり、

可愛い。

 

 

 

我が家か、教室か、デスクに飾ろう。


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ラストはいつもの流れに。

 

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今日はカプチーノにした。

 

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砂糖なし、の方が好きだ。


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Instagram、あるようです。

 

 

北四番丁

私のだいじな場所。

 

マスターも、奥様も、

お店も、心も、ことばたちも、

空間、みんな、きれいだ。

 

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愛する人としか、行かないところ。

 

 

 

 

いまは、おうちのベッドに横になり、

これを書いている。

 

書いている途中で、いろんな人から、

わんさか連絡が入った。

 

あらゆるものに心揺り動かされる私。

心配ごとに飲み込まれそうになる私。

 

だけど、私はわたし。

いつまでもわたしは私。

 

私が私だから、

できたこと、やれたこと、

それがたくさんある。

 

駆け引きされるのは、

とくいじゃない。

 

大切に思うものぐらいは、

自分のものさしで決めたい。

 

今夜、私の流れをおびやかすものは、

なんであったって、愛さないことにした。

 

 

 

たおやかに笑っていられるように。

世界はつくりかえられるはずだから。

 

 

 

7/2 良い日のまま、終わります。

手放した日

手に入れたわりに放ったものはいくつあるだろうか。夏にも冬にも、思い出は多い。新しい傷口が乾かぬままに、また新しい傷口ができる。甘噛みしながら微睡み、触れないものに口付けをする。

 

ただ、ただ、雨に濡れる知らない街を、

あなたの靴だけを見て、

足早に歩いた。

隣にいたはずのあなたは、いつの間にか、

ずっと前を、ずっと速く、

いつもよりずっとずっと速く、歩いていた。

白い傘。

ひかる道。

あまりにもやみそうにない雨が、

上手に活用されてたんだ。

私の歌が聴こえないように。

あなたの声が分からないように。

 

あんなに、好きだったことは、

ないかもしれない。

 

計算も、筋書きも、なかった。

だから今日だって、こんなに、未練がましい。

 

 

 

 

 

同じ日は二度と来ない。

この生涯でいちばん美しい、

雨の日だったんだ。

 

 

 

 

会いたい。

浮かぶのは、ほかの誰でも、ない。

若者よ

最近、よく、怒ってる。
とにかく、よく、怒っている。

 

ルールは守らない。

返事はしない。

意思は伝えられない。

「待っていれば誰かが自分に欲しいものをもたらしてくれる」と。

こちらに対応を任せる。

そんなのが、続出している。

 

きっと、これには意味がある。

理由もある。

だが、限度も、ある。

 

私達は、なんだ。

訊ねてみたら、

「先生達は、ぼくらの育成をする人です」と。

なるほど。

確かに。

一理ある。

あなた、リアル。

しかし、限度が、ある。

 

 

誰かの人生の面倒を見る為に、

ひとは、生きていないんだ。

 

育成には目的があり、手段がある。

生きていく上で起きる問題をあらゆる面で24時間サポートをする為の人達、では、ないんだよ。

 

 

診断付きの人格だからといって、

許したりはしない。

 

そんなものは、無いんだ。

無い。

 

生き残りたい者と、

生かされたい者は、違う。

 

 

 

 

目を醒ませ。

ここは、現世だぞ。

置いてきた

鮨。


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猫。


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桜。


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夢の中みたいなときほど、夢では無いんだな。


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春の陽射しに生命を溶かした午後。

どうか、傷まず、痛まず、悼まず。

そうやって各々、音に意味を持たせる。

歪な花束は誰に見せることもなく、ただ、あの場所に置いてきた、そんな土曜日だった。

私は、人です。
それなりに、幸せです。

明日、違う人の腕に居ても。

わかっている。
好きな服を着ると怖がられること。

 

わかっている。
それもありかつて人と馴染めなかったこと。

 

わかっている。

最近はずっと「当たり障りの無い服」を着ていた。

 

自分らしさ、よりも、他人様がどんな気持ちになるか、苦痛はないか、コンプレックスを刺激しないか、思考回路に余計なノイズが入らないか、なんかを考えるようになっていた。

昨年11月にあの件があってからは、もっと。

胸なんか太っていればなんとなくあるし、顔は三流。それでも愛をくれる方々がいるから、嬉しくて、応えたくていたのに、だめになってきていた。自分の存在さえも恥ずかしくて、無様なもんだった。

 

昨晩、久しぶりに着たい服を着た。

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髪をセットして、今月初めて口に紅を引いた。

結果、自分らしく笑っていられる時間が多かった。

あぁ。

これを手放すのは、いやだな、と、思った。

 

誤解もされるだろう。

誰かのコンプレックスをいたぶるだろう。

気安く欲を刺激して自分に刃が向く事もあるだろう。

 

いまだ、それは、みんな、いやだけど。

 

 

好きな服を着て、好きな人達と笑い合う。

好きな服を着て、好きな歌を歌う。

好きな服を着て、好きなものを食べる。

好きな服を着て、好きな人と夜道を歩く。

 

幸せだと思った。

そっちの方が強かった。

そこに「私なんか」は無かった。

そこに「攻撃されない為の防御」は必要なかった。

昨晩あったことが、考え方を柔らかくしてくれた。

 

これ、この身体、この仕草、この身のこなし、この雰囲気、この声、この自分、これ、私らしさのかけらが集まって、かたちになったものだ。

私にしかない世界のようだ。

消してしまったら、どこにも、いなくなるんだ。

なんだか、そう思ったら、こっちの私のことも、大切にしてあげたくなった。

 

当たり障りのないものを選べる自分。

こだわりを捨てずに世界観を守る自分。

欲張りだから。

どっちも、やっていこう。

 

ワイン会は、ご縁だけじゃなく、大切な気持ちを思い出させてくれるいい夜だった。

みなさん、ありがとうございました。

あまりお話できなかった方々は、またご縁巡ってくると信じて、その日を待ちます。

 

 


いつもお洋服を大切にする方々を美しいと思って見ている。

彼ら彼女達が教えてくれた気持ち。

着たい服を着る。

自分が選んだ自分を信じて。

系統は違えど、私も見習ってゆく。

 

これからは、たまに、着よう。